あいち相続あんしんセンターの解決事例
【2024年最新版】登記簿上の氏名・漢字・住所が違うときの手続きを専門家が解説!
calendar_month 2024年07月22日
登記簿上の名前や住所が違う場合の対処法【専門家解説】
相続が発生した際、登記簿を確認してみると、所有者の名前や住所が現状と異なっていることがあります。例えば、漢字の違いや住所の不一致などです。この記事では、登記簿上の内容(氏名・漢字・住所)が違う場合の対処方法について、専門家が詳しく解説します。
事例:登記簿上の名前が違う場合
事例紹介
愛知太郎さんは、自宅の土地と建物を残して亡くなりました。相続人である妻の花子さんは、相続登記を進めるために登記簿を調べたところ、登記簿上の太郎さんの氏名が「太朗」となっていました。このような場合、花子さんはどのように対処すればよいのでしょうか。
相続登記における本人特定の方法
登記簿上の所有者の特定は、氏名と住所で行われます。これらの情報が現状と一致しない場合、登記実務では原則としてその不一致を是正するための「更正登記」が必要です。しかし、相続登記の場合には、以下のような対応が取られることがあります。
不一致の是正が不要な場合
相続登記において、亡くなった方の戸籍や住民票に登記簿上の氏名や住所の記載がある場合、不一致の訂正をする必要はありません。戸籍や住民票は法的な証拠として認められるため、それに基づいて相続登記を進めることができます。
問題となる場合
問題は、太郎さんの過去の戸籍や住民票を調べても「太朗」の記載が見当たらない場合です。この場合、登記簿上の太朗さんと今回の被相続人の太郎さんが同一人物であることを証明するために、追加の書類を用意して法務局に提出する必要があります。これには、市役所や各相続人から別途書類を取得する必要がある場合もあります。
書類の準備と提出
必要な書類
- 被相続人の過去の戸籍謄本
- 被相続人の住民票の除票
- 法定相続情報一覧図
- 同一人物であることを証明するための追加書類(例:住民票の履歴証明書など)
提出方法
これらの書類を準備し、法務局に提出します。法務局は提出された書類を基に、登記簿上の氏名や住所が現在の状況と一致していることを確認します。このプロセスが完了すると、相続登記が進められます。
漢字や住所の違いによる影響
例えば、「高」と「髙」のように一見して異なる漢字や、住所が細かく異なる場合でも、状況によっては更正登記が不要なこともあります。この点については、法務局や専門家に確認することが重要です。
実際の事例:登記簿の問題を解決したお客様の声
当事務所では、登記簿の名前や住所の不一致による問題を解決した多くのお客様の事例があります。例えば、登記簿上の名前の漢字が異なっていたケースでは、追加書類を用意し、法務局に提出することで問題を解決しました。
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まとめ
相続登記の際に、登記簿上の氏名や住所が現状と異なっている場合、正確な対応が求められます。必要に応じて、過去の戸籍や住民票を調査し、追加の書類を用意することで、法務局に対して証明することが可能です。専門家に相談することで、スムーズに手続きを進めることができるため、相続登記に関する不安や疑問がある場合は、ぜひ当事務所の無料相談をご利用ください。
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