あいち相続あんしんセンターの解決事例
生前の相続対策を考えたときに、押さえるべき視点! パート2
calendar_month 2018年04月02日
ご家族の達成したい目的を明確に
生前の相続対策を考える場合、まずは現状を把握することが重要であることを、前回お伝えしま した。
- 前回の記事は、こちら。
では、現状が把握できたら、次に行うべき事は何か。
それは、「ご家族の達成したい目的を明確にする」 ことです。
相続対策というと、税金対策を思い浮かべやすいかもしれませんが、相続税対策が必要なのは
相続税申告が必要となる8%の少数の方だけです。
相続対策のメインは、何と言っても「争族対策」であり、もめずに、円満に相続するための対策になります。そのためには、まずは「ご家族のために、何をどうしたいのか」を明確にすることが重要です。
具体的な対策
目的が明確になれば、以下のような対策を、具体的に打てるようになります。
- 特定の家族に財産を多めに渡したい。どうしたらいいかしら?
財産の承継先を予め指定する場合は、遺言、民事信託、生前贈与、生命保険の活用があります。 - 将来の財産の管理に不安がある
財産管理を特定の者に任せたい場合は、民事信託、任意後見での対策があります。 - なるべく相続税がかからないようにしたい…
相続税の対策
生前贈与、生命保険、民事信託、相続発生時の特例適用について、税理士によるシミュレーションをした上で検討していきます。
相続発生後と違い、生前の相続対策は十人十色です。
ご家族の実現したい想いを、ぜひ当事務所にお聞かせください!