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賃借権の譲渡

事例

安城太郎さんは建物を建てるために、刈谷一郎から土地を借りてその上に建物を建てて住んでいました。安城太郎さんはマンションを購入したため、今住んでいる建物が不要になりました。そのため、妹の安城花子に建物と土地を借りる権利を譲ることにしました。
建物と土地を借りる権利は当事者の取り決めで売買や贈与はすることが出来ますか?

解決

建物に関しては安城太郎さんの所有物なので、本人同士の取り決めだけで売買や贈与が出来ます。
しかし土地を借りる権利は当事者だけでは売買や贈与をしてしまうと、賃貸人(土地を貸している人)に解除権が発生してしまいます。これは、賃貸人が知らない人に、自分の財産を又貸しされてしまうと丁寧に扱ってもらえない等弊害が生じてしまう恐れがあります。 そのため、不動産登記に賃借権の登記がある場合、その賃借権の移転をする場合、賃貸人が承諾したことを証する書面が添付書類になります。

必要な書類は複雑になりますので、何なりとご相談下さい。

この記事を担当した司法書士
司法書士 あいち司法&相続  行政書士法人 あいち行政&相続 司法書士・行政書士 今井 裕司
保有資格司法書士・行政書士
専門分野相続対策コンサルティング・遺言・贈与・成年後見・不動産
経歴平成8年 大学卒業後、司法書士・行政書士・土地家屋調査士合同事務所に5年間勤務。相続を中心に、登記、測量、農地転用など、幅広く実務修行。 平成13年 司法書士試験合格 平成14年 事務所を開業。 その後、相続関連業務を中心に業務を拡大し、相続対策に関する特集で取材を受けるなど、相続分野で今最も注目を集める士業資格者の一人である。 遺言・贈与に留まらず、税理士と提携した相続税対策や保険会社様との提携した提案など幅を広げ、相続に関する顧客の課題をワンストップにて解決している。また最近では家族信託にも積極的に取り組み、認知症対策や複雑な相続対策の新しい形を作り上げている。
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