あいち相続あんしんセンターの解決事例
不動産や株の調査方法
calendar_month 2018年04月02日
不動産の調査方法
亡くなった被相続人が、どれだけの不動産を持っているのか?
その調査のキーワードは、「市役所」 です。
不動産には、固定資産税がかかります。固定資産税は、市税にあたります。
市役所は、固定資産税を確実に徴収するため、建物についても独自の調査をして、課税してきます。
ですので、亡くなった方が、どれだけ不動産を持っているかは、市役所に行けば分かる訳です。
ただし、注意が必要なのは、市役所単位でしか分からないと言う事です。亡くなった方が、日本全国に散らばって不動産を持っている可能性がある場合、可能性がある市役所に対し、個別に調査をする必要があります。
この調査自体は、相続人であれば可能です。
株の調査方法
株式については、金融機関の場合とほぼ同じです。
各証券会社ごとに、相続人から請求すれば、その証券会社が管理している株式全部の残高証明が取れます。
以上のように、被相続人が死亡した後であれば、相続人であれば誰でも、被相続人の財産を調査できます。後継者や、長男だけに認められている訳ではありませんのでご注意を!