あいち相続あんしんセンターの解決事例
他に子供がいると言い出した母の遺言書作成 (解決まで約2週間)
calendar_month 2018年04月02日
家族関係
母、長男、長女、異父兄弟1名
解決すべき問題
母が突然、他に子供がいると言い出した。母は、置いてきた子だから関係ないと思っている様子だが、どう考えてもその子も母の法定相続人になる。母に遺言を残してもらわないと、母と一緒に暮らしている長男が、母の万が一の後に安心して暮らせなくなってしまう。不動産や預金の名義変更が、スムーズに行えるようにしたい。
母も90歳過ぎており、今はどこも悪くないが、突然何かあったら心配なので今すぐにでも遺言を残してもらいたい。
弊所でのお手伝い結果
M様が必要書類をほとんど用意してきてくださり、また、遺言の内容もほとんどご自分で考えていらっしゃいました。
しかし、ご長男、ご長女それぞれがお母様より先に万が一の場合までは想定されていなかったので、補充的にその記載がないとお孫さんの世代が、会ったこともない方とやりとりする不安があることをお伝えしました。それを受けて、補充でどなたにというところまで一緒に検討いたしました。
文案を考え作成しつつ、公証役場の日程も初めてお目にかかったその日に予約を入れました。
文案については、2~3回FAXにてやり取りし、時間のない中で、お母様や遠方のM様にチェックをいれていただくことができました。
約2週間でお母様に遺言書を残していただくことができ、万が一の場合には、会ったことのないご兄弟に頭を下げて相続に協力してもらう必要はなくなりました。
担当よりコメント
M様、この度は貴重なご意見をくださり、ありがとうございます。
M様の全面的なご協力により、私もスムーズにお仕事をすることができました。作成後の、お母様の朗らかな表情と、安堵されたM様のお姿を今でも思い出します。お役に立てることがあったと、このお仕事をしていて良かったなと思えた瞬間でした。ありがとうございました。