あいち相続あんしんセンターの解決事例
相続放棄を検討する場面
calendar_month 2018年07月24日
事例
安城太郎さんが亡くなりました。長男の安城一郎さんは太郎さんとは疎遠で相続財産の把握も負債の確認も難しい状況に悩んでいました。
この先、手続きとして何が考えられるでしょうか。
回答
財産の調査や負債の確認は法定相続人の立場で行う事ができますが、いずれも手間や時間、費用などが少なからずかかってしまいます。
プラスの財産があるかも分からず、借金を引き継ぐことになるかも知れないという不安から解放される手段の一つとして相続放棄があります。文字通り放棄をする訳ですから相続人から外れ、相続財産を受け取れないのはもちろんですが、借金などがあった場合それも引き継ぐ事もなくなります。
この他にも財産状況を把握したところ明らかに負債のが多い場合、とにかく関わりたくない、、生前十分にお世話になった、今の生活で安定しているなど理由は様々です。
相続放棄には期限があります。ご検討される場合にはお早目のご相談をお勧めします。